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セードルフ、クラブとの関係強調も…無断でインタビュー?

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「支持表明は必要ない」と話したが…

 ミランクラレンス・セードルフ監督は27日、イタリア『スカイ・スポーツ』のインタビューで、アドリアーノ・ガッリアーニCEOとの確執を否定した。クラブから支持を表明してもらう必要はないと話している。だが、このインタビューがクラブの許可なしで行われたと騒がれているようだ。

 前節ローマ戦では完敗したものの、それまで5連勝と結果を残していたにもかかわらず、シーズン後の進退が騒がれ続けているセードルフ監督。クラブは指揮官の続投を明言しておらず、バルバラ・ベルルスコーニCEOも26日、自身に権限はないとして、セードルフ監督の去就についてノーコメントを貫いた。だが、セードルフ監督は『スカイ』で次のように述べている。

「私はガッリアーニ氏とサッカー以上の関係にあると思っている。ブラジルでも家族を含めて何度も会った。私はガッリアーニや会長、ほかの人のポストを奪いたいなどと思っていない。私はただミランの監督をしたいだけだ」

「私はガッリアーニ氏に大きな敬意を払っている。彼は私を強く信頼してくれた。クラブがそばにいることは重要だ。私は彼にもっとチームの近くにいてほしいと頼んだ。彼のアドバイスは常に重要であり、歓迎だからだ。彼はすべてのミランの指揮官の近くにいたのだからね」

 セードルフ監督は、クラブから「続投」と明言してもらう必要はないと話している。

「毎日、毎週、毎月、会長やクラブから認めてもらう必要はない。少し前に私は2年半契約を結んでもらったのだからね。ガッリアーニ氏は皮肉的にこう言ったよ。『君がうまくやれると信じていなければ、これほど重要な契約をしに来るはずがない』とね。彼は信じている。信じていた。そしてそれは会長も同じだ」

 だが、このインタビューは騒ぎを呼ぶかもしれない。『ガゼッタ・デッロ・スポルト』や『コッリエレ・デッロ・スポルト』、『スポーツメディアセット』などによると、ミランはセードルフ監督がこのインタビューを受けることを許可していないという。そのため、ミランが苛立ちを見せているとの報道もあるが…。


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