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独紙評価:日本人最多得点の岡崎に高評価

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運動量を高く評価する 『キッカー』はMOMに選出

 26日に行われたブンデスリーガ第32節でマインツはニュルンベルクと対戦し、ホームで2ー0の勝利を収めた。先制ゴールを挙げて2試合連続ゴールを記録したFW岡崎慎司に対するドイツメディアの評価は、軒並み高評価だった。

 来季のヨーロッパリーグ出場権をほぼ手中に収めたマインツと、残留争い中に監督解任に踏みきったニュルンベルクが向かい合ったこの一戦。序盤はアウェーのニュルンベルクも対等な戦いを繰り広げたが、チャンスをつくれなかった。一方マインツは、最初の決定機でリードを奪っている。

 30分、左サイドからのFKに相手ペナルティーエリア内の岡崎が反応。ニュルンベルクDFティモシー・チャンドラーのマークを外し、ゴール前でフリーになったマインツFWは、頭で合わせて1-0とした。前半終了間際にMFクリストフ・モリツが追加点を挙げたマインツは、そのまま失点を許さず逃げ切っている。

 ドイツ『ビルト』では、マインツのチーム平均点は2.83。今季14点目で欧州主要リーグ日本人最多得点記録を塗り替えた岡崎には、DFズデニェク・ポスピェフ、MFヨハネス・ガイスとともにチーム最高タイの2を与えている。(※ドイツメディアの採点は1が最高、6が最低)

『キッカー』では、マインツ全体の平均点が3.0だった。DFニコルツェ・ノベスキとチーム最高タイの2.5に並んだ岡崎は、マン・オブ・ザ・マッチにも選出されている。同メディアは、日本代表FWを「どんな距離でも惜しまず(に走り)、大事なゴールを頭で決めた」と絶賛した。

 地元メディア『アルゲマイネ・ツァイトゥング』でも岡崎のプレーに対する採点は2.5だったが、ここではチーム平均点となっている。ポスピェフ、ノベスキを1.5と高く評価した同メディアは、岡崎について以下の寸評を記した。

「頭でボールをゴールに叩き込むため、今回は高く跳び上がるよりかかがみ込む体勢を取っている。ボールが高い位置から落ち、(結果的に)フォワードは今シーズン14ゴール目を決め、ブンデスリーガにおける日本人選手最多得点記録を喜ぶことになった」

 勝ち点50としたマインツは、7位のまま順位は変わらず。次節は、来季チャンピオンズリーグ・プレーオフ出場権(4位)を狙うボルシアMGとのアウェーマッチに臨む。


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