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逆転優勝遠のくドローにモウリーニョ監督「勝ち点1が必要だった」

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 4日に行われたプレミアリーグ第37節でノリッジ相手にスコアレスドローを演じ、優勝の可能性が薄くなったチェルシー。試合後にジョゼ・モウリーニョ監督は「勝ち点1を必要としていた」と振り返っている。

 クラブ公式HPによると、「現実的にタイトルを争っていないと分かっているときは集中力が消えてしまう。それが前半に反映された」と話しており、スコアレスで折り返した前半の出来には満足していないようだ。しかし、DFダビド・ルイスとMFエデン・アザールを同時投入して迎えた後半については、「かなり良くなかったし、勝つためのプレーを見せてくれた」と評価した。

 だが、最後までノリッジからゴールを奪えずにスコアレスドローに終わると、「ノリッジは残留するために勝ち点3を必要としていたが、勝つためのプレーをしなかった。逆に3位でフィニッシュするために勝ち点1を必要としていた我々が、勝ち点3を必要としているかのようにプレーした。この試合には矛盾が存在していた」と残留を争うノリッジの戦い方に疑問を投げかけている。

 引き分けに終わり積み上げた勝ち点は1にとどまった。勝ち点80の首位マンチェスター・シティと2位リバプールとの勝ち点差は残り1節で「1」だが、シティとリバプールは1試合多く残しており、どちらかのチームが勝利を収めた時点でチェルシーの優勝の可能性は消滅する。

 指揮官は「タイトル争いにいないことは分かっている。我々は3位でフィニッシュするために勝ち点1を必要としていただけだった」と、来季の欧州CL本戦から出場できる3位を確保することが重要だと強調した。


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