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苦しんだ今季を振り返る香川、「ネガティブに捉えていない」「必ず意味がある」

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 マンチェスター・ユナイテッドのMF香川真司がクラブ公式サイトの独占インタビューに応じた。

 なかなか出場機会に恵まれず、難しい1年間を過ごした香川。今季を一言で表すととの問いに「なんだろう…。(しばらく考えた後に)「波」かな。荒波しか受けて来なかったけど」と苦笑いを交えながら返答。「なかなかチームとしても、個人としても結果がついてこなくて。いろんな悔しい経験もしました。でも、今ではそれがサッカー選手として必要なことだと思ってるので。その波を乗り越えたシーズンでしたね」と本音を語っている。

 ただ「悔しい経験もすべて必要なことだ」と思いながら過ごしていたと語る香川は、キャリアにおいて必要なことだったと強調している。

「常に心にあったこと?『悔しい経験もすべて必要なことだ』という思いかな。すべてが自分のキャリアにおいて必要なことだと。実際に、今はそう感じていますし。ましてや、ユナイテッドのようなビッグクラブでこういう経験をすることはなかなかないと思っているので。それだけに、サポーターの存在を感じることは多かったです。サポーターの力はすごく感じましたね」

「必ず意味があると思います。すべての瞬間、瞬間に。厳しいシーズンでしたけど、自分の経験において必ず役に立つと思っているので」

 最後にファンに対するメッセージを問われた際にも、今季を決してネガティブに捕えていないと強調している。

「いつもファンのみなさんの応援は本当にすごく感じます。ただ、今シーズンはそれをなかなかピッチの上で表すことができなくて。形として残すことはできなかったですけど、自分のキャリアにおいて必ずこの経験は生きてくると思っているので。だから、自分としては別にネガティブに捉えてはないです。これからも、もっともっと成長できるように頑張っていきたいと思っていますので引き続き応援よろしくお願いします」

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