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CSKAが破竹の10連勝で奇跡の逆転V!会長は本田を皮肉る

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 ロシア・プレミアリーグは15日、第30節を行った。首位のCSKAモスクワはホームでロコモティフ・モスクワを1-0で下した。後半2分にMFゾラン・トシッチが挙げた得点を最後まで守り抜いた。最終節を勝利し、勝ち点を64に伸ばしたCSKAがリーグ2連覇を決めた。

「言葉にならないよ。おとぎ話だね。どんな小説家でもこの展開を思いつくのは難しいだろう」。公式サイトによると、レオニード・スルツキー監督はトロフィーを手に興奮気味に振り返った。

 無理もない。1月に日本代表MF本田圭佑がミランに移籍。ウインターブレイクをはさみ、3月にリーグが再開したが、初戦のディナモ・モスクワ戦で黒星。首位ロコモティフ・モスクワと9差となり、連覇は遠のいたかに思えた。

 しかしここからCSKAの快進撃が始まる。次戦のゼニト戦を1-0で勝利すると、そこから破竹の連勝が始まる。そして最終節前の29節に9連勝を達成したCSKAが首位に浮上した。

 迎えた最終節、優勝の可能性を残す3位のロコモティフ・モスクワとの大一番となったダービーマッチを制し、10連勝。2位のゼニトも勝利したが、勝ち点1差でしのぎ切り、優勝カップを手にした。

 ロシアメディア『gazeta.ru』によると、エフゲニー・ギネル会長も喜びを爆発。本田もメダルを手に出来るのかとの問いには、「もちろん。でもミランでセリエAを制した時にだけどね」と皮肉交じりに答えている。

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