クラブから契約延長オファーなし

　フィオレンティーナMFマッシモ・アンブロジーニ(36)が20日、今季でチームを去ると明らかにした。引退の可能性もほのめかしている。

　昨年夏、ミランとの契約満了を経てフィオレンティーナに加入したアンブロジーニ。20日の会見で同選手が話したところによると、クラブから契約延長のオファーがなかったようだ。

「素晴らしい一年だった」というアンブロジーニは、「フィオレンティーナとの冒険がここで終わることを伝えに会見に来た」とコメント。金銭的な問題はなかったが、「クラブから違う決断を伝えられた」と明かした。イタリア『ガゼッタ・デッロ・スポルト』などがコメントを伝えている。

　また、アンブロジーニはシーズン後半戦に不満があったこともうかがわせている。

「敬意が払われなかったとは考えていないよ。でも、後半戦における僕の扱いには少し驚いたな。ただ、僕はサッカー界でたくさん経験してきたから、そういうこともあり得るのは理解している」

　将来について「これから考える」というアンブロジーニは、「イタリアサッカーはこれで終わりだと思う」とも述べた。また、『ガゼッタ』は同選手の次のようなコメントも伝えている。

「あと数日で37歳になる(29日が誕生日)ことも考えなければならない。肉体的には元気なんだ。でも、ストップすることに問題はない。元気なうちにやめるという可能性も、外すべきではないだろうね」

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