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ガンソ獲得否定のナポリ、サンパウロ会長相手に法的措置も

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「カモッラの金でも足りない」発言を問題視

 ブラジルメディアは21日、ナポリがサンパウロMFパウロ・エンリケ・ガンソの獲得に迫っていると報じた。だが、ナポリはこれを否定している。また、サンパウロ会長の発言を受け、法的措置も検討していると明かした。

 ブラジルメディアは、ナポリのアウレリオ・デ・ラウレンティス会長が、ガンソの獲得で同選手のエージェント会社の代表と合意したと報道した。だがその後、イタリアやブラジル『ESPN』は、ナポリがこれを否定したと伝えている。

 サンパウロのカルロス・ミゲル・アイダール会長は、ガンソの移籍を否定するのに、次のように話している。

「カモッラ(ナポリ拠点のマフィア)のすべての金でもガンソを買うことはできないだろう。サンパウロは買うクラブであって売るクラブではない。ナポリにはこれだけのことをする用意がないと思う。もはやカモッラにもそれだけの力はない」

 これに対し、ナポリはクラブの公式ウェブサイト上の声明で、アイダール会長の発言は「栄光ある名門ナポリのイメージと歴史を侮辱した」と批判。ガンソについては「関心を抱いておらず、交渉していない」と強調し、アイダール会長の発言について法的措置を検討していると明かしている。

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