新たにルイス・エンリケ監督の就任が決定したバルセロナは、MFセスク・ファブレガスの放出を決めたようだ。スペインの『ムンド・デポルティボ』は、MFフランク・ランパードの放出を決めたチェルシーがセスクの獲得に迫ったと伝えた。この報道を受けて内情に詳しいギジェム・バラグ記者が、Twitter(@Guillem Balague)で現状を説明している。

　同氏は4回に分けて、Twitterで状況を説明している。

1.セスクはチェルシーと契約を結んでいない。(アーセナルの)ベンゲル監督とも会っていない
2.バルセロナはセスクに新しいチームを探すように伝えた。コケを獲得するための資金を集めるため

　セスク自身は、現在でもアーセナルの試合をすべて見ているほど、古巣を気に掛けている。来季からセスクの契約メーカーでもあるPUMA社が、アーセナルのキットスポンサーになる。ロンドン北部のクラブへの復帰は、さまざまな面でメリットがありそうだが、バラグ氏によると、アーセナルへの復帰は現実的ではないようだ。

3.アーセナルはセスクの復帰を望んでいない。そして、それはすでにアーセナルから彼に伝えられた
4.彼はバルセロナから放出されるが、時間をかけて正しいクラブを探す

　英国内では、バルセロナとコケの獲得を競っているチェルシーではなく、マンチェスターの2クラブのうち、どちらかがセスクを獲得するのではないかと伝えている。果たして来シーズン、セスクは何色のユニフォームに袖を通しているのだろうか。

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