シャビの後継者であることを否定

　アトレティコ・マドリーに所属するスペイン代表MFコケがスペイン『パイス』のインタビューに応じ、自身を後継者に指名したこともあるバルセロナMFシャビ・エルナンデスについて語った。

　バルセロナがシャビの後釜として獲得を狙っているとされるコケ。しかしマドリッドのバジェカス出身選手は、バルセロナでもスペイン代表でも、シャビの代わりを務められる選手が存在しないことを強調した。

「(自身が新たなシャビとは)一度だって思ったことがない。シャビは唯一の存在であり、同じような選手が現れることはないんだ。バジェカスはおろか、中国やどんな場所でもシャビは存在しない」

「僕のことをシャビの後継者と称する人たちもいるが、それは何の意味も持たないことだよ。自分が彼とイニエスタのプレーに注目していたことは本当だ。彼らは素晴らしい選手だからね。ただ僕が目指していたのは(アトレティコの)トップチームに到達することであり、それが唯一の夢だった。僕がシャビのような選手とは、半分だって考えたことがない」

　自身の好むチームのプレースタイルについて問われると、次のように返答している。

「僕が最も好むのは勝利を目指すことにほかならない。サッカーは勝つものであり、そうできれば幸せになれる。ボールを保持することも好きだけど、僕はピッチで苦しむことも学んでいる。アトレティコの今季の成功は、苦しみを乗り越える術を知っていることに由来するんだ」

「望む結果を手にするためには、苦しむことを知らなければならない。そして何より重要なのは良いプレーを見せること、すべてを出し尽くすことだ。そうできれば満足して家路に着ける。スペインで代表はボールが走り、アトレティではボールより選手がもっと走る。それは確かだね」

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