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ニュルンベルク:「清武へのオファーは届いていない」

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移籍するには500万ユーロ以上が必要?

 ニュルンベルクのマルティン・バーダーSD(スポーツディレクター)が、日本代表MF清武弘嗣の去就について言及した。同選手へのオファーはなく、契約が残っていることを強調している。

 2部に降格したニュルンベルクは、MF長谷部誠をはじめ主力クラスの選手が8名移籍。指揮官も交代しており、5日にボルフスブルクIIを率いていたバレリアン・イスマエル新監督の就任が発表されている。

 ワールドカップ(W杯)に向けて準備中の清武だが、クラブでの今後も気になるところ。だが、バーダーSDはドイツ『ビルト』で、次のように話している。

「これまでキヨに対するオファーは届いていない。我々が彼を移籍市場で売りに出すことはないよ。我々にとって、彼は2部でも価値がある選手だからね」

「キヨを売却する必要がないんだ。もちろん、最初は2部でのプレーに馴染まないかもしれない。でも、我々との契約はまだ2年残しているんだよ」

 『ビルト』は、500万ユーロ以上のオファーでなければ、バーダーSDは交渉にも応じるつもりがないと報じている。だが、W杯でのパフォーマンス次第では、ニュルンベルクが納得するオファーが届くかもしれない。

 なお、ニュルンベルクは昨夏、アストン・ビラから1000万ユーロのオファーを受け取ったと見られるが、バーダーSDはこれを受けなかった。そのため、プレミアリーグでのプレーを願う清武がモチベーションを失ったとの見方もあるようだ。

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