『アス』や『レキップ』が伝える

　レアル・マドリーは、モナコFWラダメル・ファルカオ獲得に向け交渉を進めているようだ。フランス『レキップ』やスペイン『アス』が伝えている。

『アス』は先日、マドリーがファルカオ獲得交渉に着手したことを報道。これに加え、フランスメディアが1日に伝えたところによると、マドリーとモナコの交渉が「より真剣な段階に突入した」模様だ。モナコ側が「ファルカオの退団に備えて準備している」とも報じられている。

　マドリーは、モナコがファルカオ獲得のためアトレティコ・マドリーに支払った移籍金4500万ユーロ以上を用意するつもりはないようだ。一方、モナコで年俸1400万ユーロを受け取るファルカオだが、「リバープレートやポルト、アトレティコで感じていたスタジアムの偉大な雰囲気を再び感じたい」との理由で、マドリー移籍を懇願しているという。

　マドリー唯一の懸念材料は、ファルカオのじん帯の状態だと見られている。そのため、『レキップ』はマドリーがファルカオの回復具合を確認した上で、2014-15シーズン冬の移籍市場で獲得を決める可能性も示している。だが、その場合はモナコがチャンピオンズリーグ(CL)出場権を獲得しているため、ファルカオは他クラブでCLに出場できなくなる。

　ファルカオは1日、モナコでプレシーズン2日目を消化した。同選手はクラブ公式チャンネルで「僕は好調だ。自分の状態に満足しているよ」と語っている。

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