代理人の一人は否定

　ポルトのコロンビア代表MFフアン・フェルナンド・キンテーロの代理人は、同選手がアーセナルへ移籍する見通しだと明かしたが、別の代理人はこれを否定している。

　コロンビア代表としてワールドカップにも出場した21歳のキンテーロ。グループステージ第2戦のコートジボワール戦で交代出場して決勝ゴールを記録するなど、チームの準々決勝進出に貢献した。

　同選手の代理人を務めるマリア・エレナ・チャバーロ氏は、自身の『ツイッター』で次のようにコメントし、アーセナル移籍の見通しを明かした。

「キンテーロは今日(31日)、アーセナルとサインするためにイングランドに渡った。アーセナルはポルトに2000万ユーロを支払う。おめでとう!」

　だがこれに対し、もう一人の代理人であるリカルド・カジェリ氏はキンテーロの移籍を否定し、ポルトガル『MaisFutebol』に次のように語っている。

「ポルトから、フアン・キンテーロの売却の交渉について話を聞いたことはない。もちろん、関心を持っているクラブはある。スペインやイングランドのクラブが数多く関心を示している。だが、彼が移籍するためにはクラブに契約解除金を支払わなければならない」

　昨年夏にペスカーラからポルトへ移籍したキンテーロの契約解除金は、アーセナルが支払うとされた金額の2倍にあたる4000万ユーロに設定されている。

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