古巣との対戦を終え、お別れではないとコメント

　元ユベントスのFWアレッサンドロ・デル・ピエロは10日、Aリーグオールスターの一員として、古巣ユーベとの親善試合に臨んだ。デル・ピエロは試合後、オーストラリアとは「永遠の別れ」ではないと話している。

　シドニーFC退団が決まっているデル・ピエーロにとって、オーストラリアでの最後の試合。相手は古巣ユベントスだ。先発出場したデル・ピエーロは、64分までプレー。得点やアシストはなかった。

　日本行きの可能性も噂され、去就が注目されるデル・ピエロだが、いずれにしてもオーストラリアサッカー界への愛情を強調している。オーストラリア『シドニー・モーニング・ヘラルド』が同選手のコメントを伝えた。

「素晴らしい試合だった。素晴らしいお別れだったね。でも、『お別れ』という言葉は言いたくないんだ」

「『アリヴェデルチ』(また会いましょう)と言っておくよ。『グッドバイ』は強すぎるからね。『アリヴェデルチ』が正しい言葉だよ。今後、どんなことも起こり得るのだからね」