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クリスタル・パレス、開幕2日前に監督退任へ

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ピュリスが契約解消との報道

 クリスタル・パレスのトニー・ピュリス監督が退任し、クラブとの契約を解消したようだ。『BBC』や『スカイ・スポーツ』などイギリスメディアが報じている。

 昨年11月、成績不振で解任されたイアン・ホロウェイ前監督の後任として就任し、クリスタル・パレスをプレミアリーグ残留に導いたピュリス監督。だが、この夏は補強をめぐってクラブとの衝突が報じられていた。

 この夏、FWフレイザー・キャンベルを獲得し、フリートランスファーでDFブレデ・ハンゲランが加入したクリスタル・パレス。14日にはリバプールからDFマーティン・ケリーも加わった。

 だが、QPRのDFスティーブン・コーカーやスウォンジー・シティMFギルフィ・シグルズソンなど、目標としていた選手たちがほかのクラブに取られたことで、ピュリス監督は納得していないという。『BBC』によると、指揮官は補強をはじめ自身の権限を強めることを求めていたようだ。

 しかし、14日に行われた共同チェアマンのスティーブ・パリッシュ氏との会談では、交渉がまとまらなかった模様。これを受け、指揮官は開幕を目前にチームを離れることを決めたという。

 プレミアリーグ開幕を週末に控えての監督の退任。クリスタル・パレスはこの難局をしのげるだろうか。報道によると、16日のアーセナル戦はアシスタントコーチのキース・ミレン氏が暫定的にチームを率いると見られている。


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