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終了間際のジル弾でアーセナルがエバートンに追い付く

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[8.23 プレミアリーグ第2節 エバートン 2-2 アーセナル]

 プレミアリーグは23日、第2節を各地で行い、FW宮市亮の所属するアーセナルはアウェーでエバートンと対戦。2-2で引き分けている。負傷からの復帰が近づいている宮市だが、この日もベンチ外だった。

 エバートンは前半19分、サインプレーからゴールを挙げる。DFレイトン・ベインズが左から中に入れたボールを受けたMFガレス・バリーがクロスを入れると、DFラインの背後を取ったDFシェイマス・コールマンがヘッドでゴールを決めた。同22分にもエバートンは、ベインズのロビングからFWジョナサン・ネイスミスがフリック。MFケビン・ミララスが決定機を得たが、シュートを右に外した。FWアレクシス・サンチェスを1トップに据えたアーセナルは、相手のクリアーボールを拾って何度かゴールに迫ったが、得点を挙げることはできない。

 前半45分には、再びエバートンがゴールを決める。自陣PA内でアーセナルの攻撃を食い止めると、右に開いてボールを受けたFWロメル・ルカクがDFを吹き飛ばし、縦に突進。PAにさしかかったところで、パスを出すと反応したミララスがシュートを決めて、リードを2点にして前半を終えた。

 アーセナルは後半開始と同時にFWオリヴィエ・ジルを投入。開始早々にボレーシュートを放ったジルだが、これは枠に飛ばせない。それでも、ジルは明確なターゲットとなり、アーセナルの攻撃を活性化した。

 迎えた終盤、アーセナルが底力を見せる。後半38分に左サイドをMFサンティ・カソルラが突破すると、折り返しをMFアーロン・ラムジーがゴールに押し込み、1点差に詰め寄る。さらに45分にも左サイドからDFナチョ・モンレアルが上げたクロスを、ジルがヘッドでゴールに突き刺し、土壇場で試合を振り出しに戻した。

 このまま2-2で試合は終了。開幕戦に続き、終了間際にゴールを決めたアーセナルが勝ち点1をもぎ取っている。

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