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ジエゴ・コスタ2発のチェルシーがエバートンとの打ち合いを制し、開幕3連勝!

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[8.30 プレミアリーグ第3節 エバートン3-6チェルシー]

 プレミアリーグは30日に第3節を各地で行い、エバートンチェルシーが対戦した。チェルシーは負傷が伝えられたFWジエゴ・コスタが先発出場すると、わずか37秒で先制ゴールを記録。その後、激しい点の取り合いとなったが、終了間際の後半45分にもジエゴ・コスタが2点目を挙げたチェルシーが6-3で試合を制し、開幕3連勝を飾っている。

 昨シーズンまでチェルシーに所属していたFWサミュエル・エトー、さらに昨季の期限付き移籍から完全移籍でエバートン入りしたFWロメル・ルカクの前で、チェルシーの新FW が、いきなり結果を出す。キックオフから37秒、チェルシーはMFセスク・ファブレガスからのゴールを最終ラインの裏で受けたジエゴ・コスタが3試合連続となるゴールを決めて、1点をリードした。

 その2分後にもチェルシーは、左サイドでボールを持ったジエゴ・コスタが中央にいれたボールから、MFラミレスが縦パスを入れる。これを最終ラインの裏にいたDFブラニスラフ・イバノビッチがゴールに決めて、わずか3分で2-0とした。

 ホームのエバートンも前半16分、CKからルカクがヘッドでシュートしたが、クロスバーに嫌われる。こぼれ球をディスタンがゴールに押し込んだが、オフサイドポジションにいたとしてゴールは認められなかった。

 エバートンに攻めさせ、速攻の機会をうかがうチェルシーは、前半43分にもMFマティッチが中盤で相手ボールを奪い、ジエゴ・コスタにラストパス。ジエゴ・コスタのシュートは右ポストを叩いた上に、オフサイドと判定された。このまま前半を終えるかと思われた45分、エバートンはFWケビン・ミララスが右サイドからのヘッドをゴールに決めて、1点差に詰め寄って前半を終えた。

 後半の立ち上がり、エバートンもチェルシーに圧力を掛けたが、追加点を挙げたのはチェルシーだった。後半22分、左サイドを突破したMFエデン・アザールが左足で折り返す。これが戻って来たDFシェイマス・コールマンに当たり、GKティム・ハワードのニアサイドを破ってゴールに決まった。

 しかし、エバートンもすぐに反撃に出る。25分、MFアイデン・マクギーディからのパスを受けたFWスティーブン・ネイスミスが3試合連続となるゴールを決めて、再び1点差に詰め寄る。さらにエバートンは、マクギーディを下げ、エトーを投入し、同点ゴールを目指す。だが、チェルシーは後半29分、PA外でパスを受けたマティッチが、左足に持ち替えてシュート。DFに当たったボールは右ポストを叩き、ゴールに決まり、チェルシーが再びエバートンを引き離す。

 2点差になったチェルシーは、MFジョン・オビ・ミケルを投入。しかし、こちらのプランもうまくいかない。後半31分、セットプレーからエトーがヘディングシュートを決めて、再び1点差となる。その1分後、チェルシーはラミレスがマティッチとのワンツーから最終ラインの裏を取り、ゴールをゲット。この試合5点目となるゴールを決めた。

 その後、エバートンは高い位置でボールを奪ったルカクから速攻に出ると、右サイドからのクロスをミララスがヒールキックで合わせるが、GKクルトワがわずかに触れたボールは右ポストを叩く。ここでジョゼ・モウリーニョ監督は、アザールを下げて、左SHにフィリペ・ルイスを投入し、さらに守備を固める。そして45分にはミケルがボールを奪って、ジエゴ・コスタにパス。DFとGKを翻弄するフェイントをかけたジエゴ・コスタは確実にシュートを決めて、6-3と勝利を決定的にした。このまま試合は終了し、チェルシーは開幕3連勝。今季初黒星を喫したエバートンは、2分1敗となっている。

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