ミラノ入りで意気込みあらわに

　ミラン移籍が合意に達したFWフェルナンド・トーレスが30日、ミラノ入りしてメディカルチェックを受けた。新たな冒険を前に、F・トーレスは意気込みを見せている。

　チェルシーとの契約が満了となる2年後までのレンタル移籍とあって、実質的にミランに完全移籍で加入するF・トーレス。クラブの公式チャンネルで、同選手は次のように話している。

「ミラノに来ることができて、本当にうれしい。この新たな冒険を始めるのが待ち遠しいよ。監督とはすでに話した。彼のような監督と仕事ができるのは非常にうれしい。監督は偉大なゴールゲッターだった。FWの仕事は何かを分かっている人だ。監督から教わり、助けてもらえると確信している」

「アトレティコ・マドリー時代にミラン移籍に近づいたけど、かなり昔のことだ。でも、運命が僕をここに連れてきたのかもね。ミランでプレーするのは簡単じゃない。このユニフォームを着るのは、名誉であり、特権だ。チームが素晴らしいシーズンを戦えるよう、ベストを尽くして助けたい」

　F・トーレスは来季のチャンピオンズリーグ(CL)出場権獲得に向けて意気込みを表し、さらに今季の優勝も目指すことは可能だと話している。

「ミランでプレーすれば、常に期待は大きい。チームやサポーターはCLに復帰し、トロフィーを争うことを望んでいる。リーグ3位以内に入り、来季のCL出場を目指すのは素晴らしい挑戦だ。それに、今年から勝利を目指すことだってできるはずさ。僕は今季に期待している」

「ミランのことは誰もが知っている。世界最大のクラブの一つだ。CLで7度優勝し、スクデットを18回獲得している。背番号9を纏うのは名誉なことだ。歓迎してくれたサポーターには感謝したい。100%を尽くすと約束するよ。彼らの助けがあれば、素晴らしい経験になるはずだ。それが長年にわたることを願っている」

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