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S・リスボンとベンフィカのダービー戦はドロー…田中はベンチ入りも出番なし

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[8.31 ポルトガルリーグ第3節 ベンフィカ1-1スポルティング・リスボン]

 ポルトガルリーグは31日、第3節を各地で行った。FW田中順也の所属するスポルティング・リスボンは敵地でベンフィカと対戦し、1-1で引き分けた。前節ポルトガルリーグデビューを果たした田中は、3試合連続でベンチスタートとなったが、開幕戦以来の出番なしに終わった。

 S・リスボンとベンフィカは同じリスボンを本拠地とするライバルチーム。そのため、この対決はリスボンダービーと呼ばれ、ポルトガルリーグのクラシコと呼ばれることもある。

 この負けられない戦いの先手を取ったのはベンフィカだった。前半12分、右サイドを崩し、FWエドゥアルド・サルビオ、DFマクシミリアーノ・ペレイラとつないで、最後はMFニコラス・ガイタンが右足でゴールに流し込み、ベンフィカが先制に成功した。

 S・リスボンもすぐさま同点に追いつく。前半20分、GKアルトゥールへのバックパスにFWアンドレ・カリージョが猛然とプレッシャーをかける。これに焦ったのか、GKアルトゥールが蹴り出したボールがカリージョに当たって、こぼれ球をFWイスラム・スリマニが頭で押し込んで、1-1と試合を振り出しに戻した。

 その後はダービーらしい激しく攻守が入れ替わる試合展開が続く。しかし、両チームともに決定打を欠き、1-1で試合終了。今季のリスボンダービー第1戦は勝ち点1を分け合う結果に終わった。


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