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リッピ:「コンテはイタリアに熱意を取り戻させた」

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代表新監督のデビューを祝福

 広州恒大を率いる元イタリア代表のマルチェロ・リッピ監督は、代表監督として上々のデビューを飾ったアントニオ・コンテ監督を称賛している。

 ブラジル・ワールドカップ(W杯)でグループステージ敗退に終わり、再起を図るイタリア代表は、ユベントスをセリエAでの3連敗に導いたコンテ監督を招へい。4日に行われた就任初戦で、オランダに2-0の勝利を収めた。

 リッピ監督が『ナツィオーネ=カルリーノ=ジョルノ』で次のように語ったとして、イタリアメディアが伝えている。

「アントニオのためにも、選手たちや周囲の全員のためにも、非常にうれしく思っているよ。イタリアのサッカーは信頼を得るための刺激を必要としていた。コンテは熱意を取り戻させてくれたんだ。評価を急ぐべきではないが、アントニオは良いデビューを飾ったと思う」

「何人かの選手たちの発言を聞いたが、積極的に参加する姿勢や献身性、W杯後に立ち直りたいという意欲、もう一度前進し始めたいという意欲が選手たちやグループ全体から感じられる。良い兆しだと思う。大事なことだし、必要なことだ」

 チームの改革に向け、若い選手たちを起用していくことの重要性は改めて強調している。

「当たり前のことではあるが、喜んで繰り返そう。代表チームで、より経験豊富な選手たちの隣に若い選手たちは欠かせないものだ。サッカーの歴史がそのことを教えている」

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