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モウリーニョ、マンCランパードとの対決は「奇妙なことではない」

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 チェルシーは21日のプレミアリーグ第5節でマンチェスター・シティと対戦する。昨季王者とのアウェーゲームを前にジョゼ・モウリーニョ監督は「何が起こるかは今の段階では分からない。もし我々がボールを持つなら、それは我々が望むことだ。もし相手がボールを持つなら、我々は守らなければならないし、カウンターアタックを仕掛けなければならない」と語っている。

 開幕4試合で15ゴールを量産し、無傷の4連勝で首位を走るチェルシーだが、モウリーニョ監督は「あらゆることをより良くしたいと思っている。今の状況に満足することはない。我々はすべてについて改善しなければならない」と強調。クラブの公式サイトが指揮官のコメントを伝えている。

「今の我々は2シーズン目の最初にいる。完璧なチームからは程遠い。では、我々は昨シーズンより良い状態だろうか? 私はそうだと信じている。では、我々にはより多くの可能性があるのだろうか? 私はそうだと信じている。しかし、同じ目標を目指して戦うチームの数を考えると、とてもハードになるだろう」

「我々に問題があると言っているわけではない。それでも、我々には改善すべきことがたくさんある。個々を考えると、数人の選手は非常に若く、戦術的な観点から学ぶべきことがたくさんある。彼らが学ぶことができることはたくさんある」

 シティ戦では昨季までチェルシーに所属していたMFフランク・ランパードと対戦する可能性もある。ランパードは今夏にチェルシーを退団し、ニューヨーク・シティに移籍したが、アメリカMLSが来年3月開幕のため、半年間のレンタルで提携クラブであるマンチェスター・シティに移籍している。

「それは奇妙なことではない。それがフットボールだ。彼は自分で決断した。私はその決断を尊重する」。01年夏から13シーズンにわたってチェルシーでプレーしたランパードは3度のプレミアリーグ制覇、11-12シーズンには欧州CL優勝にも貢献した。

「今は彼のキャリアにおいての一時期だ。彼はニューヨークに行ったし、彼はマンチェスター・シティのためにプレーしている。彼は選択肢について自分で選ぶ権利を持っている。チェルシーの歴史における彼の位置は、触れることのできない部分だ」

 英紙『ガーディアン』はランパードをベンチスタートと予想しているが、果たしてチェルシーの“レジェンド”はシティの一員としてブルーズの前に立ちはだかることになるのだろうか。


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