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[キャピタル・ワン杯]イングランド記録タイのPK戦に…激闘の末、リバプールが4回戦へ

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2-2で120分を終えてからドラマに…

 23日に行われたキャピタル・ワン・カップ3回戦、リバプールミドルスブラの一戦は、2-2のタイスコアで120分を終え、PK戦の末にリバプールが4回戦進出を決めた。

 リバプールは10分、味方のシュートのこぼれ球を17歳と若いロシターが押し込んで先制。だが後半、FKから同点とされ、延長戦に突入する。

 延長後半の109分、スソのゴールで勝ち越したリバプールだったが、終了間際にミスからカウンターを許し、最後はコロ・トゥーレのファウルでPKを献上。これを決められ、土壇場でPK戦へと持ち込まれた。

 GKミニョレがミドルスブラの1人目を止め、幸先の良いスタートを切ったリバプールだが、決めれば勝利という5人目のスターリングが失敗。PK戦はサドンデスに突入する。

 すると、ここから両軍選手はミスをせず、両GKも含めて次々とPKを成功させていく。勝負がついたのは、2巡目に入ってからの15本目、ミドルスブラのアドマーが枠をとらえられず、激闘に終止符が打たれた。

 イギリス『テレグラフ』の報道によると、計30本のPKは、2005年のナミビアでのカップ戦での48本、2007年のU-21のEUROでの32本に続く記録のようだ。

 また、イングランド国内を見ると、リーグカップやFAカップでは新記録とのこと。2011年のフットボール・リーグ・トロフィーで14-13というスコアがあるという。

 プレミアリーグで5試合3敗と苦しんでいるリバプールだけに、ブレンダン・ロジャース監督は喜びを表している。試合後、イギリス『スカイ・スポーツ』で次のように語った。

「非常に重要な勝利だ。選手たちの喜びようを見ただろう。彼らはすべての大会で勝利を望んでいる。我々全員が喜んでいるよ」

「素晴らしい質のPK戦だったね。両チームとも見事な冷静さだった。もちろん、我々はラウンド突破を喜んでいる。正直、ひどい失点をしてしまったがね。今の我々はミスが多すぎる。だが、選手たちの気迫やメンタリティーを責めることはできない。彼らは前進を続けているからだ」

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