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開幕戦以来の白星も内容に不満…フランクフルト長谷部「勝ちを拾った」

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[9.28 ブンデスリーガ第6節 ハンブルガーSV1-2フランクフルト]

 ブンデスリーガは28日、第6節3日目を行い、MF長谷部誠とMF乾貴士の所属するフランクフルトは敵地でハンブルガーSVと対戦し、2-1で勝った。長谷部はフル出場。乾は今季初のベンチスタートとなり、後半26分から途中出場している。

 フランクフルトは前半44分、カウンターから長谷部が右サイドに展開。DFティモシー・チャンドラーの折り返しのこぼれ球をFWハリス・セフェロビッチが右足で蹴り込み、先制点した。しかし、その後ハンブルガーSVの反撃を受けて後半13分に同点。カウンターを狙う展開が続いたが、後半45分にMFルーカス・ピアゾンが直接FKを決めて、2-1でフランクフルトが劇的な勝利を掴んだ。

 ブンデスリーガ公式HPによると、長谷部は「今日は自分たちは引いてやるというやり方をしたが、プレスのかけ方が甘く、相手にいいようにボールを持たれてしまった。多分ボールキープ率も相手が全然上だと思う。あと、ボールを取ってから自分たちが攻めるとき、ミスばかりでなかなかいい攻撃ができなかった」と、厳しい口調で試合を振り返った。

 それでもフランクフルトは、開幕戦のフライブルク戦(1-0)以来の白星を挙げた。試合内容に満足できなかった様子の長谷部は、「今日の良かった点は、勝ったということだけ。ゲーム内容は前節の方が良かった。本当に今日は勝ちを拾ったかなって感じ」と話し、「試合の内容には波がある。もう少しチームとして常にいい戦いができるようにしていきたい」と今後への課題を述べた。


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