ユナイテッド復帰はなし?

　レアル・マドリーFWクリスティアーノ・ロナウドの代理人を務めるジョルジュ・メンデス氏は、選手が現役引退までマドリーに在籍することを示唆している。

　C・ロナウドは、2009年夏にマンチェスター・ユナイテッドからマドリーに移籍。古巣ユナイテッドが不振に喘いでることから、最近では復帰を噂する報道が過熱している。

　メンデス氏は、スペイン『カデナ・コペ』でC・ロナウドに関して次のように話した。

「彼のような人間に出会うことは、今後ないだろうね。彼は常に向上を続けてきた。40歳まで良くなり続けると思う。クリスティアーノはレアル・マドリーで幸せなんだ。マドリーにあるすべての記録を打ち破り、ここで引退することになるだろう」

「ユナイテッドからの愛情は感じている。彼の心は6年間あそこにあったんだ。だが、今はレアル・マドリーのことだけを考えている。すっとここに残るつもりだ。彼は本当に満足している。その一方で、彼のことを覚えてくれている人たちに敬意を払っている。しかし、彼は死ぬまでマドリーと一緒だよ」

　ユナイテッドから具体的なオファーが届いたことはないようだ。

「彼に対するオファーは受け取っていない。周囲の人々は、クリスティアーノをレアル・マドリーから離すことはできないと分かっている。なので、彼について尋ねる電話をすること自体が無駄なんだ」

「彼は一番のサッカー選手であり、世界最高のスポーツ選手だ。誰とも比較することはできない。今後50年彼のような選手は現れない。彼は親しみのある謙虚な人柄だ。母親なら誰もが息子にしたいと願うような人間だよ。常に周りに気を配る。良いところばかりで、すべてを表現するのは不可能だね」

　C・ロナウドは、再び欧州の頂点に立つ野心を抱いているという。

「彼の夢は、もう一度チャンピオンズリーグで優勝すること。彼の夢は常に短いスパンで考えられる。彼が満足感に浸ることは決してない。常に向上を望み、驚きを与える。スポーツの歴史において、彼のような人物を発見することはできないよ」

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