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チャルハノール、トルコ代表招集辞退に...

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『ピストル事件』の報道は否定

 レバークーゼンMFハカン・チャルハノールは、トルコ代表の招集を辞退していた件についてのトルコメディアによる報道を否定している。

 トルコ『ヒュリイェット』では8日、チャルハノールと、クラブでもチームメートであるDFエメル・トプラクが、ベシクタシュMFギョクハン・トレが以前巻き起こした事件が原因で今回の招集を辞退したと伝えられていた。報道によると、トレは昨年10月に行われたワールドカップ欧州予選でのオランダとの試合のあと、チームが滞在したホテルでチャルハノールとトプラクにピストルを突きつけたという。

 トルコを率いるファティ・テリム監督はその後、チャルハノールとトプラクを招集した際にトレを呼んでいなかった。しかし10日に行われるEURO2016予選のチェコ戦に向けては、この3人がチームに含まれる予定だったようだ。レバークーゼンの発表によれば、2人は「健康上の理由で」招集を辞退している。

 チャルハノールの父親であるヒュセイン氏は8日、『ヒュリイェット』で「ハカンとエメルは、トレと今後同じチームでプレーすることはない」と話している。その理由としては負傷ではなく、昨年のその事件を挙げつつ、トレを再び招集したテリム監督に説明を求めている。

 チャルハノールは9日、ドイツ『エクスプレス』に対し、「代表と一緒にいることができないのは、当時の出来事とはまったく関係ない。僕はふくらはぎをケガしているんだ」と説明。なお、同メディアによると、チャルハノールは自身と相談せずに父親がトルコメディアにコメントしたことに腹立の様子をうかがわせていたとのことだ。

 その一方で、テリム監督はこの件についてはこれまで一切言及していない。真相は明らかではないが、今後チャルハノールら3選手が一緒にピッチに立つことはあるのだろうか。

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