実戦復帰に期待

　バルセロナに所属するスペイン代表MFアンドレス・イニエスタは、チームメートのウルグアイ代表FWルイス・スアレスが伝統の一戦“クラシコ”に向けて準備を整えていると語った。

　L・スアレスは、ブラジル・ワールドカップでイタリア代表DFジョルジョ・キエッリーニにかみついたとして、FIFAから4カ月間の出場停止処分を受けている。所属クラブでは練習のみ許可されている同選手だが、代表チームの国際親善試合には出場が可能。13日のオマーン戦に出場して2得点を挙げ、得点感覚が鈍っていないことを証明した。

　イニエスタは、スペイン『オンダ・セロ』でL・スアレスが出場停止明けのリーガエスパニョーラ第9節、レアル・マドリー戦に出場できるとの考えを示している。

「僕はL・スアレスの調子が良いと見ている。練習だけして、公式戦に出場しないのは簡単なことじゃない。だけど、彼は時間が過ぎ去り、チームに貢献できるようになって満足しているよ」

「L・スアレスはよく練習している。僕は彼が(クラシコに)出場できるコンディションにあり、そのキャパシティーがあると思う。それから、監督が誰が出場するかを決めることになるだろうね」

　イニエスタは13日、28歳以上の現役選手を対象とする個人賞で、インターネットの投票によって受賞者を決定するゴールデンフットを受賞した。

「ゴールデンフット受賞に際して、投票してくれた人々にとても感謝している。投票で決定する賞は、いつでも特別だ。だから、そういう意味で僕はすごく喜んでいるよ。クリスティアーノ・ロナウドなどは、すべての個人賞で候補に挙がる。でも、僕は誰とも争っていないよ」

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