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セビージャ、レジェンドたちが快挙に賛辞

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07年以来の優勝争いはあるか

 セビージャは、26日のリーガエスパニョーラ第9節でビジャレアルに2-1と勝利した。同クラブはこの勝利で勝ち点を22に積み上げ、首位バルセロナと同勝ち点の2位につけているが、この成績にクラブのレジェンドたちから激励のメッセージが届いている。

 セビージャが第9節終了時点で勝ち点22を獲得するのは、クラブ史上初の快挙となっている。また、セビージャが首位争いを繰り広げるのは2006-07シーズン以来で、同シーズンにはUEFAカップ(現ヨーロッパリーグ)とコパ・デル・レイで優勝を飾り、リーガではレアル・マドリーやバルセロナと最終節まで優勝争いを演じた。

 スペイン『マルカ』はMFヘスス・ナバス(現マンチェスター・シティ)、MFエンツォ・マレスカ(現パレルモ)、元FWフレデリック・カヌーテ氏、元DFハビ・ナバーロ氏などとコンタクトを取り、現在のセビージャの印象を尋ねている。

 セビージャの下部組織出身で、2013年夏にシティに移籍したナバスは、古巣の快進撃を素直に喜んでいる。

「セビージャは、偉大な何かを成し遂げているね。ヨーロッパリーグで3度目の優勝を達成しただけですでに素晴らしかった。ベティス、ポルト、バレンシア相手にすべて逆転勝ちだった。彼らは常にできると信じている。だから、常に彼らを信頼しなければいけないんだ」

 マレスカは、2強時代のリーガだからこそ価値があると主張した。

「セビージャがやっていることは、大きな価値がある。信じられないよ。でも、リーガで優勝することには役立たないかもしれないね。リーガはバルサとマドリーがいるから、予算からしてもバランスが取れていない。だけど、これは本当に美しい蜃気楼だよ」

 カヌーテ氏は、06-07シーズンと比較した上でこう語った。

「今年の成績は、当時より価値があると思う。チームにある信念などは、当時と共通しているね。僕は今もよく試合を見るけ ど、迫力やあきらめない姿勢はすごく好きだよ。誰もセビージャに期待していなかったけど、それが彼らのメリットだ。僕たちの時もそうだったように、サプラ イズを起こせるという意味で非常に良いことなんだ」

 01年から09年までセビージャに在籍して主将も務めたハビ・ナバーロ氏は、コーチ陣の手腕を称賛している。

「もちろん、今のセビージャは好きだよ。コーチングスタッフは選手たちと良い仕事をしていると思う」

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