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[DFB杯]復帰後公式戦初先発でゴールのリベリ、乱入者に叩かれる…

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 DFBポカール(ドイツ国内杯)は29日、各地で2回戦2日目を行い、ベスト16が出そろった。2連覇中の王者バイエルンは敵地でハンブルガーSVと対戦し、3-1で勝利した。故障から復帰後公式戦初先発となったMFフランク・リベリもゴールを挙げたが、終了間際に思わぬトラブルに巻き込まれた。

 “完全復帰”となった一戦でゴールも決めたリベリ。しかし、試合終了間際にアクシデントが発生。ピッチへ乱入したハンブルガーSVのサポーターが、一目散にリベリの元へ駆け寄るとマフラーでフランス代表MFの顔を叩いたのだ。さらには怒りながら近づくリベリを煽るように、両手の中指を立てた。その後、乱入した男は2人の警備員によって取り押さえられ、ピッチから連れ出された。

 試合後、ハンブルガーSVはクラブの公式Twitterで「親愛なるバイエルン、親愛なるフランク・リベリへ。試合終了間際に迷惑をかけてしまい、申し訳ありませんでした」と謝罪した。

 なお、ドイツ紙『ビルト』によると、DFフィリップ・ラームは「このようなことはあってはならない」とキッパリ。MFトーマス・ミュラーも「こういうことは、全くもって無意味だ」と乱入者を強く非難したという。

 クラブの公式サイトによると、リベリは「僕にとって(今季)初めての先発出場となった。簡単ではなかったよ。チームが良いプレーをしたことを嬉しく思う。僕自身も良いプレーができた」と冷静に振り返り、「自分のゴールは少し運が良かったけど、僕にとってもチームにとっても素晴らしいゴールとなった。このプレーをキープしなければならない。全員一緒にだ」とコメントした。


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