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クロップ:「バイエルンが誰を使うかで変わる」

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大一番に備えるドルトムント

 ドルトムントは、1日に行われるブンデスリーガ第10節でバイエルンと対戦する。ユルゲン・クロップ監督は、細心の注意を払って大一番への準備を進めているようだ。

 リーグ戦で不振を極めるドルトムントは、現在15位。首位バイエルンとは、すでに14ポイントの勝ち点差がついた。

 だが、バイエルンは前節ボルシア・メンヒェングラッドバッハ(ボルシアMG)戦で0ー0と引き分け、第4節ハンブルガーSV戦以来のドローとなっている。

 30日の会見で、ボルシアMGの試合がヒントになるのではないかと問われたクロップ監督は、次のように答えた。

「それはないだろう。ボルシアMGとはまったく違うプレースタイルだからね。我々もバイエルンに勝ったことがあるが、それがほかのチームのヒントになったかと聞かれれば、分からないとしか答えることができない」

「バイエルンに簡単にプレーさせない方法はある。だが、それをピッチで実行しなければいけない。もちろん、ボルシアMGとの試合も分析している。彼らの一番最近のリーグ戦だからね。でも、参考にできることは限られている」

「いずれにしても、作戦はバイエルンが誰を使ってくるかで大きく左右される。ダビド・アラバがどのポジションでプレーするか。アリエン・ロッベンやマリオ・ゲッツェがプレーするか、そういったところによる」

 バイエルンがFWマルコ・ロイスの獲得に言及し、クラブ間の関係に影響しているという話題にも触れた。

「そういったことは一切考えていない。自分には関係ない。もちろん、両チームが上位にいたら、そういったやりとりも面白いかもしれない。ただ、今の我々の状況でそれは楽しいものではないから、考える必要がまったくないだろう」

「でも、人生はフェアなものだと思う。成功しているときに良くない行いをすると、いつかその代償を払うことになる。今、(両クラブの間で)何が起きているかは知らない。だが、いつかそのツケを払うときがくると信じている」

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