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カパロス、『マルカ』破り捨てた行為を正式に謝罪

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「オルテゴは素晴らしき友人」

 1日のリーガエスパニョーラ第10節、グラナダは本拠地ロス・カルメネスでのレアル・マドリー戦を0-4で落とした。ホアキン・カパロス監督は試合後、開始2分のFWクリスティアーノ・ロナウドの得点が、ゲームプランを狂わせたとの感想を述べている。

 スペイン『マルカ』と『アス』が同指揮官のコメントを伝えた。

「あれだけ早い段階でのゴールが、我々を破壊した。レアル・マドリーと対等の試合を演じるために、我々はフィジカル的に優れたチームでなければならなかった。もう少し何かができれば良かったが、あの早い時間帯のゴールが我々を壊したんだ。チームは望んだことを実現できなかった」

「昨季のアトレティコは王者となったが、中位から下のチームも彼らに打ち勝っている。我々はそのような期待をもってこの試合に臨んだが、マドリーの先制点、2点目によって殺されてしまった。2失点目について、スローインからあのような得点を許してはならない」

 カパロス監督はまた、マドリー戦前日会見で『マルカ』を破り捨てた行為について、正式に謝罪している。同指揮官は、『マルカ』の大物記者エンリケ・オルテゴ氏が行った自身のインタビューの発言が歪曲されていたとして、憤りとともに同新聞を破り捨てていた。

「私の振る舞いについて許しを請う。適切ではなかった。自分の話したことについて、議論をする気はない。私が第一に望むのは、会見での私の振る舞いについての『マルカ』への謝罪だ。その新聞は私を後押ししてくれたし、エンリケ・オルテゴとは良い関係を維持している」

 カパロス監督は会見のほか、『ツイッター』でもその件について謝罪している。

「敗戦によって、とても気分が悪いが、『マルカ』の仲間たちの間で起こった論争を終わらせる必要がある。競争における緊張感が導いた振る舞いであることは明らかであり、私から許しを請いたい。『マルカ』にはオルテゴを含め素晴らしき友人がいて、これからもそうあり続ける。そのメディアは、私が監督として成長する助けとなってくれたんだ」

「私の選手たち、クラブ、ファンを守ることが適切だと思った。しかし、繰り返すが適切な振る舞いではなかった。この敗戦からポジティブな面を引き出したい。もう次節のことを考えなければね」


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