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アンチェロッティ:「CL制覇していなくても続投していた」

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マドリーの選手たちをたたえる

 レアル・マドリーカルロ・アンチェロッティ監督は、昨季欧州で王者にならなくても続投していたことを主張しながら、現在擁する選手たちの姿勢に大きな満足感をあらわにしている。

 昨年夏マドリー指揮官に就任したアンチェロッティ監督は、就任1年目でチャンピオンズリーグ(CL)制覇を達成した。今季はリーガエスパニョーラで11試合消化時点で首位に立ち、CLでも早々とグループステージ突破を決めるなど順調な滑り出しを見せている。

 アンチェロッティ監督は、スペイン『オンダ・セロ』のインタビューで以下のように語った。

「選手たちのプロ意識は非常に高い。ある選手にモチベーションを高めるために近づく必要があるなどの問題を抱えたことがないよ。試合に出られない選手は緊張感を欠かすのではなく、私を納得させるためにより厳しく練習に励んでいる。少し怒っているかもしれないけれどね」

「以前は先発を選ぶのに苦労していた。ユヴェントスにいた頃は、(フィリッポ・)インザーギか(ダルコ・)コバチェビッチの起用で悩み、一晩中眠れなかったよ。翌朝起きて、インザーギが腹痛でプレーできないと知ったこともあったね。今は就寝前に先発を決めて、しっかり眠るようにしているよ」

 昨季を振り返ると、CL制覇が辞任や解任を避けた訳ではないとの見解を示した。また、スペイン代表のビセンテ・デル・ボスケ監督と会食を行ったとの報道は認めている。

「CLで優勝していなかったとしても、私は続投していたと思う」

「(アシスタントコーチのフェルナンド・)イエロに頼んで、会食させてもらった。話題は選手たちに関するものだったね。彼は(アルバロ・)モラタを追っていると言っていた。素晴らしい印象を受けたよ。おそらく周囲の人々が受ける印象と同じだ。偉大な紳士だと思った。これだけ良い選手がいると、彼の仕事も大変だろう」

 カタルーニャ・スーパーカップの際にベンチで携帯電話を使用したと伝えられるバルセロナDFジェラール・ピケについて問われると、次のように返答している。さらに、次の移籍市場で選手を獲得するのではなくFWヘセ・ロドリゲスの復帰を待つと明かした。

「私はベンチで携帯を使用していた選手がいても処分を下さない。私は規律を重視しているが、処分で解決する必要がないこともある。対話して、説明することで解決できる場合もある。選手たちは賢い。だが、ピケが試合に出ない理由がそれだとは思わない」

「冬の移籍市場での選手獲得? ヘセだ。今後1カ月の間に彼はプレーできるだろう」

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