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[国際親善試合]ウルグアイ、コスタリカにリベンジならず

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白熱のフレンドリーマッチは3-3

 13日に行われた国際親善試合、ウルグアイ対コスタリカの一戦は、3-3の引き分けに終わった。PK戦の末、コスタリカに軍配が上がっている。

 今年夏のワールドカップ(W杯)で対戦した2チームのフレンドリーマッチ。W杯ではコスタリカが3-1で逆転勝利したが、この日は序盤からホームのウルグアイが押し込んだ。しかし、コスタリカがしっかりブロックをつくり、簡単にペナルティーエリアに侵入することができない。

 ウルグアイがゴールに迫った場面は、L・スアレスの直接FKと、CKに合わせたゴディンのヘディングくらいだった。

 すると、コスタリカが狙いどおり、ワンチャンスを生かしていく。42分、ペナルティーエリア左に入ったところでブライアン・ルイスがクロスを入れると、サボリオがやや戻りながら頭で合わせて、ゴールネットを揺らした。

 しかし、ウルグアイは後半の早い時間に追いつく。50分、左サイド深くからクリスティアン・ロドリゲスが強いクロスを入れると、中央のL・スアレスが冷静にコントロール。右足でゴールに突き刺した。

 だが、喜びもつかの間。直後にコスタリカが勝ち越す。ジョエル・キャンベルが左から低いボールを中へ入れると、サボリオがスルーしてペナルティーアークのルイスがダイレクトでゴール。2-1とする。

 どちらも気持ちが入っていき、追いかけるウルグアイは攻勢を強めた。59分には、L・スアレスが相手にユニフォームを破られながら左サイドを突破して最高のお膳立てをしたが、カバーニが決定機を逃してしまう。

 それでも64分、中盤からのセットプレーを得たウルグアイは、再び同点とした。ゴール前に入れたボールはDFが先に触れたが、このボールがほぼ真上に上がる。ここにヒメネスが飛び込んで、2-2になった。

 勢いづくウルグアイは、一気に逆転。67分、右からのクロスにカバーニが合わせて、3-2とした。

 終盤はどちらもゴールを目指してオープンな戦いが続いた。より多くのチャンスをつくったのはウルグアイだったが、トドメをさせない。

 すると、アディショナルタイムにスコアが動いた。前線に長いボールを入れたコスタリカ。相手DFが競り勝って頭に当てたボールを、サボリオがヘディングでつなぎ、ペナルティーエリア左へパスを送る。ここに途中出場のベネガスが走り込んで、同点弾を流し込んだ。

 3-3で試合終了。PK戦はコスタリカが制した。3ゴールを挙げたウルグアイだが、W杯のリベンジは果たせなかった。
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