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ソシエダでの初陣をドローで終えたモイーズ、「満足してはいない」

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リーガデビューには満足も勝利を欲する

 22日のリーガエスパニョーラ第12節、ソシエダは敵地リアソールでのデポルティボ戦をスコアレスドローで終えた。この試合がソシエダ指揮官としての初陣となったデイビッド・モイーズ監督は、リーガデビューの喜びを表しながらも、勝ち点1を分け合う結果には悔しさをにじませている。

 Bチームのアシエル・サンターナ監督&エリック・ブレストス助監督、また通訳として下部組織のスカウトマンを務めるイマノル・アルグアシル氏を引き連れて、ソシエダでの初陣に臨んだモイーズ監督。前半のチームはMFチョリ・カストロが位置する左サイドを起点として決定機を築くも得点には至らず、後半に入るとデポルの攻勢を終始受け続け、守り切る形で試合終了を迎えている。

 ハリー・ロウ氏、ジョン・トシャック氏、クリス・コールマン氏に次ぎ、ソシエダ史上4人目の英国人指揮官となったモイーズ監督は、同チームが今季ここまでの全試合で許していた失点こそ防いだものの、前任者3名と同様に初陣での勝利はかなわず。同監督は試合後、次のような感想を述べている。

「素晴らしい経験となった。リーガでデビューを果たしたことには満足しているよ。選手たちのことは、まだそこまで知っているわけではないが、このチームにいられることをうれしく思っている。少しずつ改善していきたいね」

「前半は素晴らしい内容で、我々がデポルティボを完全に上回っていた。ただ後半は少し失望する内容となってしまったね。私は勝利を欲していたし、引き分けには満足していない。選手たちは厳しい姿勢で試合に取り組んでいたからね。ただ、引き分けが正当な結果と言うことはできるだろう」

 前節アトレティコ・マドリー戦に続く勝利を挙げられなかったソシエダは、勝ち点10で暫定14位に位置している。


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