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L・エンリケ:「93分の勝利は美しい」

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劇的勝利を喜ぶ

 30日のリーガ・エスパニョーラ第13節、バルセロナは敵地メスタージャでのバレンシア戦に臨み、93分のMFセルヒオ・ブスケツのゴールによって1-0の勝利を収めた。ルイス・エンリケ監督は試合後、劇的な形での勝ち点3獲得に喜びを表している。

 スペイン『スポルト』がアストゥリアス出身指揮官のコメントを伝えている。

「このチームを誇り高く思うよ。我々は盛大に勝利を祝った。93分に勝利することは美しく、メスタージャのような難しいピッチを舞台に、試合を通して苦しんだからね。この結果は我々を大きく後押しするものだ」

「ブスケツをインサイドハーフで起用したのは、バレンシアの攻守におけるトランジションを阻止するためだった。選手たちは良い試合を演じてくれたよ。プレーの明確性を欠いた時間帯もあったものの、主導権を握ってバレンシアを普段よりも後方に押し込めた」

 チームの成長度合いについて問われると、次のように返答した。

「チームとして、プロセスのどの段階にいるのかは分からない。我々のサッカーはまだ進化の余地を多く残している」

「改善すべきメカニズムはまだある。が、チームからは素晴らしい意志の強さが伝わってくるし、今日の試合でもそれは見られた。我々は最後まで自信を失わず、自分たちのスタイルを信じ続けて勝利を収めたんだ」

 各試合でスタメンを変更していることが、プレースタイルの確立に影響を与える可能性は否定している。

「被害を受けることはない。そのような感覚があれば、スタメンを変更することはないよ。うまくいことを誰よりも願っているのは、この私なんだからね。シーズン終盤にたどり着く最良の方法は、チームとしてまとまること、できる限り多くの選手を起用していくことだと考え続けている」

 最後に、1人が死亡したアトレティコ・マドリーとデポルティボの両ウルトラスの衝突について語っている。

「彼らはサッカーを代表する存在ではない。観戦に行っても後方で隠れている連中だ。クラブとリーグは、このテーマに終止符を打たなければならない。ドラスティックな手段を使ってでもね。疑いの余地がないのは、サッカーでも社会でも、暴力を排除しなければならないということだ」


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