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アンチェロッティ:「C・ロナウドは最高の状態にある」

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セルタに3-0で勝利

 6日のリーガエスパニョーラ第14節、レアル・マドリーは本拠地サンチャゴ・ベルナベウでのセルタ戦を3-0で制した。カルロ・アンチェロッティ監督は試合後、リーガ新記録となる通算23度目のハットトリックを達成したFWクリスティアーノ・ロナウドを称賛している。

 スペイン『マルカ』がイタリア人指揮官のコメントを伝えた。

「彼がチームにいることは、大きなアドバンテージだ。現在の彼はとても素晴らしく、相当にモチベーションが高い。フィジカル的にも最高の状態だ」

 セルタに主導権を譲る場面も多々あった試合については、次のように振り返っている。

「試合はとても良かった。我々はアグレシッブで、素晴らしいサッカーを実践するチームと対戦したんだ。この試合でのチームの評価は、とても良いものだ。我々は良質なプレーを見せていた。強固な守備を見せ、またリスクを犯すことなくね。プレースピードも良かったよ」

「チームには簡単な試合にならないと伝えていた。セルタは強靭なプレッシングを仕掛け、攻撃に出てくるチームだからね。しかし我々は良い試合を演じた。追い風はまだ吹いているし、今後の試合でも続くことを願うよ」

 チームの疲労が溜まっているとの指摘は否定した。

「フィジカルの低下は感じていない。今日の前半はインテンシティーあふれるプレーを見せ、スピードを生かした攻撃によってチャンスを探した。後半はプレーをコントロールしようと試み、良い守備を見せた。疲労は感じていない」

「確かに、前後半は異なる内容となった。前半はより後方で守備を見せ、後半はもう少し前にポジションを取った。相手が多くの選手を使って攻撃に出ようとすれば当たり前だよ。チーム全体の守備面の働きはとても素晴らしかった。多くの攻撃的な選手を擁しながらも、良い守備を見せられることは重要だ。それはコレクティブな仕事も良い形で行えていることを意味する」

 一方で、出場停止だったMFイスコに代わり先発でピッチに立ったMFアシエル・イジャラメンディ、同選手とボランチでコンビを組んだMFトニ・クロースについて触れている。

「イジャラは攻守両面で良いプレーを見せた。クロースは確かに、我々が見慣れていないようなパスミスをしていたが、守備面では良かったよ」

 また負傷によってピッチから退いたMFハメス・ロドリゲス、交代前に打撃を受けていたC・ロナウドについて言及した。

「ハメスはふくらはぎを痛めた。今後数日の間に状態を確認する。クリスティアーノには少し休みを与えた。問題は抱えていない」

「ハメスの負傷には満足できないが、チームは今後の試合でイスコと(サミ・)ケディラを起用できる。(ルカ・)モドリッチ含め、多くの試合をこなせば、ときに負傷者の問題が生じる。ただ、我々は代わりとなる選手を起用可能だ」


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