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カッサーノ、パルマから移籍が確実に?

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クラブ売却のパルマに動き

イタリア『ガゼッタ・デッロ・スポルト』は、パルマがFWアントニオ・カッサーノを失うことが確実になったと報じている。

 トンマーゾ・ギラルディ会長がクラブを売却することが正式に合意し、16日に詳細が発表される見通しのパルマ。一方でチームはセリエA最下位に沈み、財政問題により勝ち点1の減点処分を下されるなど危機に瀕している。

 『ガゼッタ』によれば、カッサーノはすでにパルマの住居を解約したとのこと。本人は古巣サンプドリアへの復帰を希望しているものの、トリノやフィオレンティーナも獲得に関心を示していると伝えられている。トリノのウルバーノ・カイロ会長はカッサーノについて、「とても良い選手だね」と関心をうかがわせる発言をしていた。

 一方でパルマはカッサーノ放出に備え、広州恒大FWアルベルト・ジラルディーノ、同MFアレッサンドロ・ディアマンティ、サンプドリアFWゴンサロ・ベルヘッシオ、ユベントスFWセバスティアン・ジョビンコらの状況を注視しているとのことだ。

 ベンチにも動きがあるかもしれない。14日のセリエA第15節カリアリ戦に勝てなければ、ロベルト・ドナドーニ監督の立場は危ういと見られる。2007年にパルマを率い、先月ギリシャ代表監督を解任されたクラウディオ・ラニエリ氏や、現役時代にパルマで活躍したジャンフランコ・ゾラ氏が新監督の候補だという。

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