beacon

セスク:「チェルシーのメッシ獲得は歓迎」

このエントリーをはてなブックマークに追加

現在のバルサは「メッシと10選手のチーム」

 チェルシーMFセスク・ファブレガスがスペイン『ラジオ・マルカ』とのインタビューに応じ、古巣バルセロナの現状について語った。

 セスクは昨季まで在籍した古巣が、FWリオネル・メッシの活躍によって勝利を重ねている状況との考えを示している。

「僕はバルサの全員と良い関係にある。チームは良い調子にあると思うよ。ただ今季のバルサについては、メッシと10選手のチームとなっている。彼は多くの試合でチームを助けているね」

 一方で、チェルシーがメッシを獲得する可能性について問われると、次のように返答した。

「クレ(バルサファン)としては、彼がバルサに与えてきたことから、あそこで引退するべきだと思う。彼はクラブの歴史を変えた神話的人物だ。ただ同僚、友人として、レオがそばにいることは歓迎だ。彼の獲得を望むクラブは絶えないだろうが、実現できるのは片手で数えられるほどだろうね」

 チェルシーを率いるジョゼ・モウリーニョ監督にも触れている。

「彼は選手たちを適応させることができる。モウリーニョがあれほどの偉大な指揮官となった理由は、彼がどのような状況にも適応でき、プレーにも複数のバリエーションがあるからだ。彼のスタンスは、とてもインテリジェンスがある」

 また、過去に報道されたようにモウリーニョ監督がバルセロナを率いたとして、どのようなプレースタイルを実践するのかという見解も述べた。

「彼は(通訳として)バルサに在籍したことがあるし、すべてを完璧に理解しているはずだ。それにチェルシーとバルサのサッカーはとても似ている。どちらも主役になることを望み、ボールを保持してゴールを目指す。システムは違うかもしれないが、最終的な目標は同じだよ」

 コンディション不良によってスペイン代表でのプレーを見送った際に、DFセルヒオ・ラモスが「クラブと代表で同じ決意を持ってほしい」と発言したことにも言及している。

「彼はそう考えたのだろうが、もう過ぎたことだよ。僕もジエゴ(・コスタ)も、代表チームでも確固とした決意を持っている。モウリーニョから代表チームに向かうなと言われたことは一切ない」

▼関連リンク
プレミアリーグ2014-15特集
世界のサッカー情報はgoal.com

TOP