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ドゥンガ:「ネイマールが世界一となれるように助ける」

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若き主将に信頼を示す

 ブラジル代表のドゥンガ監督は、バルセロナに所属する同代表FWネイマールが世界最高の選手になる可能性を秘めていると感じているようだ。そのために、代表で全面的に同選手をサポートして行く姿勢を見せている。

 ブラジル・ワールドカップ(W杯)終了後に代表指揮官に就任したドゥンガ監督。就任してすぐにパリ・サンジェルマンに所属するDFチアゴ・シウバの代わりにネイマールを主将に任命するなど、バルセロナFWに対する信頼を示してきた。

 ドゥンガ監督は、ブラジル『SporTv』で現役時代の1994年にアメリカW杯で優勝した経験を引き合いに出しつつ、チームが個人のためにプレーする必要性を説いた。

「(代表の)全員でネイマールが世界一になれるように助けていく。そして、彼はブラジル代表を助ける。ただし、代表としては彼が世界一になるのを助けることが、目標を達成することになると理解していなければいけない」

「1994年の我々は、全員がロマーリオとベベットのためにプレーしていた。そのほかの時代においても、全員がペレのために、ジャイルジーニョのために、カルロス・アウベルトのために働いた。グループとしての仕事をする謙虚さを持ちながら、ひとりの選手のために働く。そうすることで、世界王者になれると思う」

 22歳という若さも、ネイマールにとっては問題にならないとの見解を示している。

「彼は若い選手だが、ブラジルサッカーを象徴する存在で、テクニックの面では全世界のサッカー界を象徴する存在だ。ブラジルが2014年に抱えたリーダーシップにおける問題で、それまで重圧を感じていた選手たちの負担を軽減したかった。ネイマールは重圧を受けながらもうまく仕事ができるので、彼をキャプテンにしたんだ」
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