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本田:「ミランでプレーするだけで満足したくない」

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イタリアの文化やメディアにも言及

 ミランMF本田圭佑が、イタリアの名門でプレーするだけで満足することはない。背番号10を背負う同選手は、イタリア『Forza Milan!』で、大きな結果を残したいと話している。

 イタリアでプレーするようになって間もなく1年が経つ本田。オランダ、ロシアでプレーし、ヨーロッパで長年戦ってきた同選手は、イタリアのサッカー文化の違いについてこう述べた。イタリア『milannews.it』がコメントを伝えている。

「イタリアのアプローチは(オランダやロシアと)違いますね。とてもコミュニケーションを取るし、オープンです。すごく情熱的で、サッカー文化があります。世界で最も素晴らしい文化かもしれません。選手としては、すぐに受け入れてくれたと感じると同時に、期待も計り知れないですね」

「ミラン加入は夢の実現でした。でも、ただミランでプレーするだけに満足したくはない。ここで、自分にとってもチームにとっても大きな結果も残したいんです」

 また、ゴールとアシストのどちらにより満足できるかと問われると、本田はこう答えている。

「両方です。もちろん、ゴールを決めるのは素晴らしいですが、僕が優先するのはチームの勝利です。だから、アシストでも同じように満足ですよ」

 メディアとの関係については、このように述べた。

「メディアの仕事は尊重するようにしています。例えば、日本もそうですが、イタリアの記者たちはプレーに関する質問にわりと“アグレッシブ”じゃないかなと。それは問題ないです」

「でも、プライベートは別です。僕はサッカー選手だけど、普通の家庭の男でもあり、家族に対する攻撃や介入は一切受け入れません。日本と比べ、イタリアではその2つを分けるのが難しいときがあります。サッカー選手は常にスポットライトを浴び、ゆっくりできるところが多くないんです」

 また、本田は自身のアイドルだった選手について、こうコメントしている。

「ずっと(ジネディーヌ・)ジダンがすごく好きでした。彼はお手本と考えていて、インスピレーションを感じます。ロナウドも、ブラジルサッカーの真髄ですね」

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