クロアチア代表でのチームメイトを称賛

　レアル・マドリーMFルカ・モドリッチは、ある代表チームの仲間を高く評価している。今所属する名門クラブよりも、大きなクラブへ行くにふさわしいと考えているという。

　モドリッチは母国クロアチアの新聞『ベセルニ・リスト』が実施した読者投票で、今年のクロアチア人最優秀サッカー選手に選ばれた。その喜びを同紙のインタビューで語る中で、インテルMFマテオ・コバチッチについて語っている。

「レアルの人々は、いつも僕にマテオ・コバチッチについて聞いてくる」

「彼には途方もない才能があり、最大級のクラブでプレーすることだろう。インテルは確かにビッグクラブだ。でも、コバチッチはさらに大きなクラブでプレーするよ」

　謙虚なモドリッチは、今年が充実した1年であったことを認めつつ、今回の受賞には他の選手を推した。

「これで4度の受賞になり(07、08、11、14年)、ディナモ・ザグレブの選手だった時の最初の受賞が一番うれしかったけれど、今年は僕のキャリアで最高の1年だった」

「僕なら、14年の最高のクロアチア人選手はイバン・ラキティッチだったと言うね。セビージャをヨーロッパリーグでの栄光へと導き、バルセロナへの移籍という大きな飛躍を成し遂げたんだ」

　リーガ・エスパニョーラで首位を走るレアル・マドリーは他チームの挑戦を受け止めていかねばならない。アウェイでの戦いは厳しいものだが、最も苦手なスタジアムは宿敵のホームではないという。

「僕にとってリーガで一番厳しいアウェーゲームは、オサスナとの試合だったね」

「今ではアトレティコ戦だ。ビセンテ・カルデロンの雰囲気は熱いし、相手のプレースタイルが僕らに合わないんだ。カンプ・ノウでのプレーも、素晴らしい経験だね」

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