戦力向上に意欲

　マンチェスター・ユナイテッドのルイス・ファン・ハール監督は、チームの戦力を向上させられる選手を獲得できる状況になれば、金額に糸目はつけずに補強を実行すると主張している。

　昨夏に多額の資金をつぎ込んで積極補強を行ったユナイテッド。冬の移籍市場では、バルセロナを退団してフリーなっていたGKビクトール・バルデスをチームに加えた。

　さらなる補強の見通しについて、ファン・ハール監督は次のように話している。クラブ公式サイトが伝えた。

「メンバーを向上できないなら待つだけだ。もう1年待たなければならないかもしれない。だが、向上が可能なら必ずしも夏まで待ちたいわけではない。バルデスの補強で示したとおりだ」

「チームを強化できる選手を買うことができるなら、クラブは買うだろう。金は問題ではない。常に重要なのは、すでにチームにいる別の選手たちとの比較だ。比較をして、決断しなければならない。そこに金は絡んでこない」

　攻撃面の強化には特に意欲を見せている。

「マンチェスター・ユナイテッドの監督である以上は、私は攻撃面により高いクオリティーを期待している。今年でなければ来シーズンやその次かもしれないが、我々は戦力を向上させていく」

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