自身のトップチーム監督就任は「様子を見よう」

　レアル・マドリー・カスティージャを率いるジネディーヌ・ジダン氏は、FWクリスティアーノ・ロナウドがバルセロナFWリオネル・メッシ以上にFIFAバロンドールを受賞できるかもしれないと話している。

　C・ロナウドは今年連覇を達成し、通算3度目の受賞を果たした。一方、メッシはこれまで4度受賞している。ジダン氏はC・ロナウドをたたえ、次のように述べた。スペインメディアが伝えている。

「彼はもっとバロンドールを受賞するだろう。今の彼がやっていることは、別の惑星から来た人がやるようなことだ。今のように続けていけば、彼はトロフィーを獲得し続けるだろうし、メッシ以上に勝てるかもしれないね」

　また、ジダン氏は18日のヘタフェ戦で活躍したFWカリム・ベンゼマや、MFイスコに賛辞を送っている。

「彼もまた重要な選手だ。マドリーが9番を変えるべきとの話が出るときもあるが、まったく間違っているよ。彼はクリスティアーノのように年間60ゴールを決めたりする選手じゃない。だが、その冷静さや誰とでも連係できる力のおかげで、常にチームが必要とするプレーをやれるんだ。それができる選手は少ないよ。彼はずっと9番だったし、ファンもベンゼマのことが好きだと思う」

「イスコ?　芸術のようだね。ファンは彼のことを愛している。彼は良い補強だったことを示しているよ」

　リーガ・エスパニョーラのタイトル争いについては次のように述べた。

「勝利が続くことを願おう。チームは正しい道にいる。だが、まだ多くの試合があるんだ。様子を見よう」

　監督ライセンスの問題は解決したと話している。

「5月にコースを終えて、問題なく監督となれる。私は指揮を執りたいだけなんだ。将来的にトップチームの監督に?　様子を見よう。今の私はカスティージャにおり、すべてがうまくいっている。将来に何があるかは様子を見ようじゃないか」

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