リバプールのブレンダン・ロジャース監督は、長期離脱からの復帰を果たして早速のゴールを決めたFWダニエル・スターリッジを称賛しながらも、まだ万全の状態ではないとして先発起用には慎重な姿勢を見せている。

　8月以来約5カ月間の離脱を強いられていたスターリッジは、1月31日に行われたプレミアリーグ第23節ウエスト・ハム戦に後半途中から出場。チームの2点目を記録して2-0の勝利に貢献した。

　ロジャース監督はスターリッジについて、イギリスメディアに次のようにコメントしている。

「彼はチームに光をもたらしてくれる。彼のようなトップクラスの選手を加えれば別のレベルへ行けるものだ。彼が入るとチームは非常に良くなったように見えた。ダニエル・スターリッジは欧州トップクラスの才能を持った選手だ」

「まだ先発するためには少し時間が必要だ。出場したときには、周囲の環境にもう一度慣れようとしているところだと思えた。もう一度慣れさせることが大事だ」

　FAカップ4回戦で再試合を強いられることになったリバプールは、4日にアウェーでボルトンと対戦。続いて週末にはエバートンとのダービーマッチが控える。スターリッジは徐々に出場時間を増やしていくことになるかもしれない。

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