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日本代表監督候補を横取り? ラウドルップ氏がプレミア新監督の「一番人気」に急浮上

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 日本代表監督候補が横取りされる? 候補の一人と噂されるミカエル・ラウドルップ氏が、プレミアリーグ下位クラブを率いる可能性が急浮上したという。

 日本サッカー協会(JFA)は現在、日本代表を預ける新監督探しに奔走している。スペインで起こった八百長疑惑に関して、告発が受理されたハビエル・アギーレ前監督との契約を解除したためだ。

 JFAは急ぎ選定作業を進めているという。これまで国内の報道では、かつてJ1の鹿島アントラーズを率いたオズワルド・オリヴェイラ氏、元ブラジル代表監督ルイス・フェリペ・スコラーリ氏らが候補に入っていると伝えられてきた。一方、元イタリア代表監督のチェーザレ・プランデッリ氏はすでにオファーを断っていたことが、イタリアメディアにより報じられている。

 その候補の一人に、デンマークの英雄でプレミアリーグのスウォンジー・シティなどを率いたラウドルップ氏の名前も挙がっていた。だが、プランデッリ氏に続き、ラウドルップ氏の名前もリストから消えるかもしれない。あるプレミアリーグのクラブが、新監督候補としていると報じられたのだ。

 『スカイスポーツ』は、同氏がクイーンズ・パーク・レンジャーズ(QPR)の新監督候補に躍り出たと伝えている。ブックメーカーでの反応に注目した記事だ。

 QPRは現在、緊急で新監督を探している。プレミアリーグ残留を争っている最中、ハリー・レドナップ監督が突然、「歩くこともできない」とヒザの緊急手術の必要性を理由に辞任したためだ。

 これまでは、かつてトッテナムを率いたティム・シャーウッド氏の就任が濃厚と伝えられていた。だが、交渉は決裂したと、『ガーディアン』などが報じていた。

 この事態をさらに加熱させたのが、QPRのトニー・フェルナンデス会長の『ツイッター』での発言だ。同会長は「私の夢の監督を見つけたと思う」とつぶやいたのだ。

 この発言を受け、ブッキングサイト『スカイ・ベット』は、「リクエストに答えて」ラウドルップ氏をQPRの新監督候補リストに追加。すると、いきなり1.57倍と一番人気に躍り出た。続く候補は7倍、さらに続く元マンチェスター・ユナイテッドDFフィル・ネビル氏は10倍と、 他を大きく引き離している状況だ。

 賭け事での動きだけに、理由や信ぴょう性は分からない。だが、長いベッティングの歴史を誇るイギリスでの国内チームを扱うものだけに、「何か」を感じさせる要素は十分にある。

 ラウドルップ氏は現在、カタールリーグのラフウィヤで監督を務めている。
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