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独紙評価:岡崎、チーム全体とともに沈む 「後半、姿が消えた」

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 マインツは13日、アウェーで行われたブンデスリーガ第21節のドルトムント戦に2-4で敗れた。82分までプレーしたマインツFW岡崎慎司に、ドイツメディアはチーム全員と同様、低めな採点をしている。

 試合開始直後、マインツはMFエルキン・ソトのペナルティーエリア外からのループシュートが決まり、アウェーでいきなり先制点を奪った。この場面では岡崎が味方からのフィードに反応。相手ペナルティーエリアに入ると、ドルトムントのネベン・スボティッチがクリアしきれなかったボールを岡崎の前からGKロマン・バイデンフェラーがパンチングし、それを拾ったソトが流し込んでいる。

 後半に入るとドルトムントに逆転されるも、すぐに2-2と追いついたマインツ。しかし、最終的にはさらに2ゴールを許している。後半に失速したマインツに、ドイツ『ビルト』(3.67)は、岡崎を含む8人のプレーに4をつけた。得点者のソト、ユヌス・マリら4人はチーム最高タイとなる及第点の3をつけられた。(※ドイツメディアの採点は1が最高、6が最低)

『キッカー』(チーム平均点3.9)でも、岡崎のパフォーマンスはほぼチーム平均の4をつけられている。チーム最高タイはソト、MFユリアン・バウムガートリンガー、GKカピノに対する3で、ドルトムントからレンタルで在籍中のヨナス・ホフマン、ピエール・ベングトソンが5と酷評された。

 また、地元の『アルゲマイネ・ツァイトゥング』(チーム平均点3.92)は、ソト(2)とこの試合で初先発のGKステファノス・カピノ(3)のほか、全員に及第点以下の採点をつけた。岡崎に対する点数は4となっている。寸評は次のとおりだった。

「後半戦初ゴールを待つ日本人選手は、前半は良い試合を見せた。ドルトムントの守備陣に仕事を与え、1-0とした場面にも絡んでいる。しかし、後半は姿が見えなくなってしまった」

 この黒星により最近13試合でわずか1勝のマインツは、15位に後退。21日に行われる次節は、フランクフルトとのダービーマッチとなる。

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