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本田とポジション争っていたチェルチ、早くも監督と衝突で夏に移籍?

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 イタリアメディアは25日、ミランMFアレッシオ・チェルチが現在の扱いに不満を抱いていると報じた。一部では、フィリッポ・インザーギ監督と口論したと伝えられている。

 昨年夏にトリノからアトレティコ・マドリーへ移籍したチェルチは、出場機会を得ることができず、冬にミランへ移籍。セリエAに戻り、リベンジに燃えていた。

 だが、大きなインパクトを残すことができず、チェルチはリーグ戦でここ2試合スタメンから外れている。前節チェゼーナ戦では、試合2日前まで先発と予想されていたが、結果的には再びベンチスタートとなり、活躍したMFジェレミー・メネスとの交代で終了間際に途中出場するにとどまった。

 チェルチの恋人は先日、この起用についてインザーギ監督を批判するコメントを残した。アドリアーノ・ガッリアーニCEOは、「内部規則は彼女にあてはまらない」とノーコメントを貫いている。

 イタリア『ANSA通信』などによると、チェルチは試合後にインザーギ監督と起用法について話し合い、激しい言葉も飛んだとのこと。ガッリアーニCEOが間に入って止めたという。また、『ガゼッタ・デッロ・スポルト』も、「チェルチは裏切られたと感じている」と伝えている。

 一時は3トップの右サイドでMF本田圭佑とポジションを争っていたチェルチ。だが、ミランがチェゼーナ戦で採用した4-3-1-2を続ける場合、チェルチはチーム得点王のメネスとセカンドトップの座を争うことになるとみられている。

 1月にミランへ移籍したときの笑顔が消えたチェルチ。すでに夏の退団も噂されているが…?


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