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ミラン、再びインザーギに解任報道 次節で勝てなければ監督交代?

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 イタリア『ガゼッタ・デッロ・スポルト』は2日、ミランフィリッポ・インザーギ監督の進退が再び騒がしくなっていると報じた。セリエA次節のベローナ戦で勝てなければ、解任の可能性もあると伝えている。

 2月22日の第24節チェゼーナ戦で、4-3-1-2にシステムを変更し、2-0と勝利したミラン。これで流れが変わるかと期待されたが、続く第25節キエーボ戦では精彩を欠き、0-0とスコアレスドローに終わった。

 敗れたわけではないが、格下相手に連勝を逃し、欧州カップ戦出場ラインには勝ち点8差の10位。キエーボ戦でもMFナイジェル・デ・ヨングとMFリッカルド・モントリーボが負傷するなど、度重なるケガに苦しめられているとはいえ、ミラン関係者やサポーターが満足できる成績ではない。

『ガゼッタ』は、一部の選手がインザーギ監督への信頼を失っているようだと報じており、クラブ首脳陣も指揮官がチームをコントロールできていないとみていると伝えた。

 契約は2016年までのインザーギ監督だが、以前からシーズン後の退任が濃厚とも言われている。だが『ガゼッタ』は、ベローナ戦で勝てなければ、即座にインザーギ監督が解任され、アシスタントコーチのマウロ・タソッティ氏がシーズン終了まで代理を務める可能性もあると報じた。

 筋肉を痛めたモントリーボォやデ・ヨングの負傷の詳細は2日にも判明する見込みだが、ベローナ戦で起用できないとなれば、インザーギ監督はまたもシステムの再考を迫られるだろう。


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