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また下部組織監督が昇格と噂のミラン、インザーギ進退の決定は持ち越し

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 イタリアメディアによると、ミランのフィリッポ・インザーギ監督の進退は、9日を待つ必要があるようだ。8日、ミラン上層部の会議はなく、9日に持ち越されたとみられている。

 ミランは7日のセリエA第26節で、エラス・ベローナとホームで2-2と引き分けた。勝てなければインザーギ監督が解任されるとも言われていた一戦は、終了間際の失点で勝ち点2を落とす結果に終わっている。

 指揮官は試合後、解任の可能性について「それはクラブに聞くべきことだ」と返答。そのクラブは8日、シルビオ・ベルルスコーニ名誉会長とアドリアーノ・ガッリアーニCEOが会談し、インザーギ監督の進退を決めるとみられていた。

 だが、『スカイ・スポーツ』など現地メディアによると、8日にミラン上層部の会議はなかった様子。ただし、続投が決定したかどうかはまだ分からないようだ。インザーギ監督は9日の練習を指揮するとみられるが、その9日のクラブの判断が待たれると言われている。

 ミランはプリマベーラ(下部組織)を率いるクリスティアン・ブロッキ監督が後任候補とも言われている。だが、同監督は次のように述べた。『ガゼッタ・デッロ・スポルト』が伝えている。

「私がすぐにインザーギの後任になる? そういう話はしていない。私は自分がプリマベーラの監督だと思っているし、これからもそうだろう。良い結果が出るときもあれば、そうじゃないときだってある。私はトップチームが挽回できるように願っているよ」

「(就任を求められたら)引き受けるか? 今の私は非常に素晴らしい仕事をしており、それに満足している。誇りに思っているんだ。これまでトップチームを率いてきた監督は、いつも110%を出し、困難を乗り越えようとしてきたと思うよ。残念ながら結果が出ず、難しくなっているけどね」

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