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試合再開のパルマ、メッリ氏は元首脳陣を批判 「座礁事故のスケッティーノ船長みたいに逃げるな」

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 パルマのチームマネジャーを務めるアレッサンドロ・メッリ氏が、トンマーゾ・ギラルディ元会長やピエトロ・レオナルド元CEOを批判し、2012年の客船座礁事故で逃げ出したフランチェスコ・スケッティーノ元船長と同じだと糾弾している。

 破産危機のパルマはウディネーゼ、ジェノアとの2試合が延期となったが、8日のセリエA第26節アタランタ戦で試合を再開。エディ・レヤ新監督が就任したばかりのアタランタと、ホームで0-0と引き分けている。

 以前、パルマの状況を「タイタニック号」になぞらえたメッリ氏は今回、SNSでギラルディ元会長とレオナルド元CEOをやり玉にあげ、30名以上の死亡者を出した痛ましい事故で、責任を放棄して沈みゆく船から抜け出した船長になぞらえた。イタリア『ガゼッタ・デッロ・スポルト』が伝えている。

「ギラルディはクラブに来たとき、シャイでサッカー好きの青年だった。街全体から好かれた。成功と権力によって変わった日まで、だ。その日から、シンプルで無垢なトンマーゾは、透明性の薄い会長となった。あなたたち(複数なのは責任の半分がCEOにあるからだ)、何百人もの生活を台無しにしたんだ。恥をしれ!」

 さらに、メッリ氏は「サポーターへの敬意」「従業員への支払い」「サービス供給に対する支払い」「協力会社への支払い」「選手たちとテクニカルスタッフへの支払い」「街への敬意」「クラブへの敬意」が必要だとしたうえで、次のように続けている。

「この7項目を守らなかったのなら、(スケッティーノのように)船から逃げるのではなく、顔を見せて、少なくとも全員に謝罪すべきだった」

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