beacon

アウェーに強いケルンを警戒するクロップ 「創造性とゲーゲンプレッシングで打開を」

このエントリーをはてなブックマークに追加

 ドルトムントは14日にブンデスリーガ第25節のホームでのケルン戦に臨む。ユルゲン・クロップ監督がチームの現状や試合への意気込みを語った。

 最下位に低迷していた状況から、4連勝で復調の気配を見せていたドルトムント。前節ハンブルガーSV戦に引き分けて連勝は止まったが、もう一度勝ち点を積み重ね始めるとともに、来週のユベントス戦に向けても勢いをつけたいところだ。

 一方のケルンは前節フランクフルト戦で、FW大迫勇也の今季2点目などもあって久々の快勝。クロップ監督は、アウェーではリーグ4位の勝ち点16を挙げているケルンに警戒が必要だと12日の会見で述べている。

「分析データを見る限り、ケルンはアウェーだと劇的に効率が良い。ゴールを決めるまでに多くのチャンスを必要としない。(守備も)非常に安定しているチームだね。チャンスをつくり出すためには大きな努力を注ぎ込まなければならない相手だ」

「ケルンは好守の切り替えが速く、誰を前線に置いても、テンポの良さが持ち味のFWが3人いる。こちらが攻撃する際にもカウンターを気にしなければならない。フランクフルトに圧勝した先週末の試合で自信もつけているだろうね」

 守備に重点を置くことが予想される相手に対し、自分たちの持ち味を発揮して打開したいと指揮官は語る。

「ここ数試合は同じようなものが求められている。良い組織をつくって引き気味に守る相手に対して仕掛けなければならないということだ。打開策の一つはクリエイティブなプレー。もう一つ、最も効果的で絶対に欠かせない打開策はゲーゲンプレッシングだ」

「狭いスペースに攻め込むのはいつもうまくいくものではないので、ボールを奪い返すための位置取りが必要だ。相手が攻撃に切り替えようとしてくるタイミングでボールを奪い返すことができれば理想的なんだ。そうするとスペースが少し空いて、そこを活用できるからね」

 負傷者も含めた選手たちのコンディションについては次のように述べた。

「残念ながらヌリ(・シャヒン)は欠場する。状態は良くなっていない。マニー(スベン・ベンダー)はおそらく問題ないだろう。練習中にマッツ(・フンメルス)から打撲を受けたが、今日の練習で復帰できるはずだ」

「ケビン(・グロスクロイツ)はランニングに励んでいる。エリック・ドゥルムは昨日(2軍のリーグ戦で)60分間プレーした。マッツェ(マティアス・ギンター)はおととい軽傷を負ったので様子を見る必要がある。それ以外は全員プレーできる状態だ」


▼関連リンク
ブンデスリーガ2014-15特集
世界のサッカー情報はgoal.com

TOP