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スランプ抜け出せないローマ、2位の座にも黄信号 ガルシアは「前を向かなければ」

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 ローマは16日、セリエA第27節でサンプドリアと対戦し、ホームで0-2と敗れた。ルディ・ガルシア監督は落胆しながらも、前を向かなければならないと述べた。

 本拠地オリンピコで約4か月、リーグでの白星がないローマ。FWフランチェスコ・トッティが負傷から復帰し、先発出場したこの日は、主導権を握るが得点を奪うことができない。すると、後半に2失点し、最後はMFセイドゥ・ケイタが主審を皮肉って退場に。10人のローマは17試合ぶりとなる黒星を喫した。

 首位ユベントスとの勝ち点差は14と広がり、逆転優勝が絶望的になったローマは、逆に3位ラツィオに勝ち点1差に迫られている。チャンピオンズリーグ本戦出場権獲得にも黄信号が灯った。

 ガルシア監督は試合後、自身のことも含めて次のように述べた。イタリア『コッリエレ・デッロ・スポルト』が伝えている。

「私がクラブの重荷になることはない。シーズンが終わるまで全力を尽くす。そしてそれから総括だ。我々は前を見ている」

「我々は最初の1時間で決めることができなかった。それからミスでサンプドリアに最初のチャンスでゴールをプレゼントしてしまったんだ。ケイタの退場? 避けることができたはずだね」

 攻撃陣に得点が決まらないことについては、次のようにコメントしている。

「心配はしていない。チャンスがある限り、チームは機能しているということだ。もちろん、才能ある選手たちにはもっと期待しているがね。今は前を見よう。この敗戦を消化し、観客の信頼を取り戻せるように全力を尽くさなければいけない」

「私が気にしているのは、木曜の試合で勝つことだけだ。ほかのチームのことを見る必要はまったくない」


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